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2021年11月

2021年11月15日 (月)

鳥さんの保温方法について

こんにちは!

11月も中旬になり、ますます寒さが増してきました⛄

私たちも暖房が必須ですが、ペットちゃんの温度管理にも気をつけていただく時期です。

中でも、鳥はとても寒さに弱い動物なので、しっかりとした保温が重要になります🐣☀

 

ということで、今回は鳥の保温のやり方についてお話したいと思います!

 

現在、ペットショップさんでは様々な種類の保温器具が販売されています。

ひよこ電球だったり、パネルヒーターだったり、身体を直接くっ付けるタイプのヒーターだったり……

何を基準に選べばいいか迷いますよね💦

 

私も全て使用したことがあるわけではないので、一概に「これがいい」「これがよくない」とは言えませんが、

ここでひとつ覚えておいて頂きたいのが、

「鳥を保温する際は、一箇所だけでなく、空間ごと保温する」

ということです✨

 

例えば、広大な極寒の地でストーブをつけたとしても、

ストーブが当たっている部分しか温かくなりませんよね💦

身体全体を温めるには、周りの冷たい空気を遮断し、温かい空気を逃がさないようにする必要があります。

 

それと同じで、鳥を保温する際にもケージに保温器具をつけただけでは温かい空間にすることは出来ません。

温かい空気を逃がさないように壁を作ってあげることで、空間自体が温まります。

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保温方法は保温器具やお家の環境によって変わるかと思いますが、

今回こちらではひよこ電球を使った保温方法の一例を挙げます。

 

【準備💡】

•ひよこ電球

•ケージが入る大きさの段ボール、または、周りを囲えるサイズの入れ物

•温度計

•S字フック

※•サーモスタッド

※温度を調整するための道具。サーモスタッドを使用すると設定された温度に保つことができます。

 

【配置🏠】

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上の図のように、段ボールやアクリルケースなどでケージを囲い、温かい空間を作ってあげてください。

この時、鳥の様子を見るために、手前の一面は開けていて大丈夫です。

サーモスタッドは吊るすのが困難であれば、地面に置いていても問題ないかと思います。

 

また、保温電球を引っ掛けられないタイプのケージや、プラスチックケースで鳥さんを飼われている方は、

ブックエンドを活用して保温空間を作ることが出来ます。(下記画像参考)

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【注意❗️】

•保温電球をケージの中に設置してしまうと、鳥が保温電球の上に乗り、足を低温やけどする可能性があります。

ケージの外側に設置してください。

 

•鳥がかじってしまうことのないよう、コード類は鳥の嘴が届かないように設置してください。

 

•過度な保温は発情を促します。

過発情の子、産卵歴のある子は温度と発情のバランスに気をつけながら保温しましょう。

 

•適温はその子によって違います。

下画像を参考に、鳥の様子を見ながらその子にあった温度にしてあげてください。

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※例外もあります。いつもと様子が違う場合は病院に連絡しましょう。

 

また、病院に来られる際も、カイロや湯たんぽ等で保温をしつつ移動してください🚙

カイロも湯たんぽもなく、それらの準備も間に合わないという場合は、

移動用バッグに暖かい飲み物やお湯の入ったペットボトルを一緒に入れることで湯たんぽの代用ができます!

 

 

これから徐々に寒くなりますが、私たちもペットちゃんも今から防寒対策を始め、

健康管理に気をつけて冬を乗り越えましょう!

 

看護師 石田🦜

2021年11月 1日 (月)

なぜ去勢手術をするの?

みなさまこんにちは!

今年も気がつけば、残すところあと2ヶ月となりました!😳

ついこの間までクーラー必須の季節だったのに、、、1年はあっという間ですね

ペットちゃんも飼い主様も過ごしやすい気候になったかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

 

 

さて、今回はわんちゃん、ねこちゃんの去勢手術についてです!

去勢というと、

何となくやった方が良いのは分かるけど、、、なんでだろう?

と疑問に思う方もいるかもしれません。

では、なぜ去勢を行った方が良いのかを、

手術のメリット・デメリットを踏まえてご紹介したいと思います🐶🐱

 

メリット

病気の予防に繋がる

精巣腫瘍前立腺の病気の予防に加えて、

わんちゃんだと肛門の周りにできる腫瘍

中高齢になってくるとお尻周りの筋肉が落ちやすく、

そこからお腹の中の臓器が出てきてしまう会陰(えいん)ヘルニアの予防も期待できます。

これらの病気の治療は、去勢手術より大きな手術になる場合が多いため将来のためにも予防しておきたい病気です。

 

男の子特有の行動を抑制する

男の子で気になってくるのはやはりマウンティングマーキング行動かと思います。

これらは男性ホルモンによって起こり得る行動と考えられるため、

去勢手術を行うことで行動の抑制が期待できます。

(※ただし、全てがホルモンによるものとは限らないので、お困りの方はスタッフまでご相談ください!)

 

デメリット

太りやすくなる

去勢手術を行うと代謝が落ち、どうしても体重が増えやすくなってしまいます。

そうすると中高齢になった時や、もともと膝のお皿が外れやすい子は

足や腰にかなりの負担がかかってしまうので避けたいところです。

そこで、去勢手術後のわんちゃんねこちゃんには、

ロイヤルカナンのニュータードケアというフードをご紹介しています。  

このフードは体重管理だけでなく、尿のトラブル等も予防することができるので

おすすめです。

 

麻酔のリスクを伴う

去勢手術は全身麻酔下で行う手術です。

避妊手術と比較して手術時間は短いですが、どんなに健康で若い子であっても

リスクは少なからず存在します。

当院では術前検査を行うことで事前に体の状態をチェックし、

少しでも麻酔の安全性を高められるよう努めています。

 

去勢手術の時期の目安としては、しつけの面から生後6〜7ヶ月齢を推奨しています。

ですが、手術自体はこの月齢を過ぎても行うことは可能です。

大切な家族であるわんちゃん、ねこちゃんと

健康で少しでも長く一緒に過ごすために、

子犬、子猫ちゃんはもちろんのこと、去勢手術がまだの方もぜひ検討されてみてはいかがでしょうか?

手術の流れや費用等、気になることがありましたらぜひスタッフまでお気軽にお尋ねください😌

(女の子の避妊関連は2019/10/19 「子宮蓄膿症」のブログも合わせてご覧ください!)

 

獣医師 福山🐶

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