« ブドウ中毒について🍇 | トップページ | 鳥さんの保温方法について »

2021年11月 1日 (月)

なぜ去勢手術をするの?

みなさまこんにちは!

今年も気がつけば、残すところあと2ヶ月となりました!😳

ついこの間までクーラー必須の季節だったのに、、、1年はあっという間ですね

ペットちゃんも飼い主様も過ごしやすい気候になったかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

 

 

さて、今回はわんちゃん、ねこちゃんの去勢手術についてです!

去勢というと、

何となくやった方が良いのは分かるけど、、、なんでだろう?

と疑問に思う方もいるかもしれません。

では、なぜ去勢を行った方が良いのかを、

手術のメリット・デメリットを踏まえてご紹介したいと思います🐶🐱

 

メリット

病気の予防に繋がる

精巣腫瘍前立腺の病気の予防に加えて、

わんちゃんだと肛門の周りにできる腫瘍

中高齢になってくるとお尻周りの筋肉が落ちやすく、

そこからお腹の中の臓器が出てきてしまう会陰(えいん)ヘルニアの予防も期待できます。

これらの病気の治療は、去勢手術より大きな手術になる場合が多いため将来のためにも予防しておきたい病気です。

 

男の子特有の行動を抑制する

男の子で気になってくるのはやはりマウンティングマーキング行動かと思います。

これらは男性ホルモンによって起こり得る行動と考えられるため、

去勢手術を行うことで行動の抑制が期待できます。

(※ただし、全てがホルモンによるものとは限らないので、お困りの方はスタッフまでご相談ください!)

 

デメリット

太りやすくなる

去勢手術を行うと代謝が落ち、どうしても体重が増えやすくなってしまいます。

そうすると中高齢になった時や、もともと膝のお皿が外れやすい子は

足や腰にかなりの負担がかかってしまうので避けたいところです。

そこで、去勢手術後のわんちゃんねこちゃんには、

ロイヤルカナンのニュータードケアというフードをご紹介しています。  

このフードは体重管理だけでなく、尿のトラブル等も予防することができるので

おすすめです。

 

麻酔のリスクを伴う

去勢手術は全身麻酔下で行う手術です。

避妊手術と比較して手術時間は短いですが、どんなに健康で若い子であっても

リスクは少なからず存在します。

当院では術前検査を行うことで事前に体の状態をチェックし、

少しでも麻酔の安全性を高められるよう努めています。

 

去勢手術の時期の目安としては、しつけの面から生後6〜7ヶ月齢を推奨しています。

ですが、手術自体はこの月齢を過ぎても行うことは可能です。

大切な家族であるわんちゃん、ねこちゃんと

健康で少しでも長く一緒に過ごすために、

子犬、子猫ちゃんはもちろんのこと、去勢手術がまだの方もぜひ検討されてみてはいかがでしょうか?

手術の流れや費用等、気になることがありましたらぜひスタッフまでお気軽にお尋ねください😌

(女の子の避妊関連は2019/10/19 「子宮蓄膿症」のブログも合わせてご覧ください!)

 

獣医師 福山🐶

« ブドウ中毒について🍇 | トップページ | 鳥さんの保温方法について »