こんにちは😃
6月に入り、本格的な雨のシーズンが始まりましたね☔️
ジメジメして気持ちまでブルーになりやすい季節ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今回は、そんな梅雨の時期に気をつけたい愛犬、愛猫ちゃんの体調変化についてまとめていきます。
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季節の変わり目は、私たちも調子を崩しやすいですよね🌀 ペットちゃん達も同じなんです。
この時期、特に動物病院への相談が多くなる症例をお話ししていきたいと思います。
①お耳のトラブル
梅雨から夏場にかけて、お耳の症状を訴える方が増えてきます。
湿気の多いこの時期はお耳の中も蒸れやすくなり、それによって耳内の常在菌が異常に繁殖してしまい、外耳炎を引き起こしやすくなります。
特に垂れ耳の品種や、毛量の多い子はなりやすいので注意が必要です。
こまめに耳内のべたつきを拭いてあげたり、耳内の毛が多い子などは短くカットするなどして通気性を良くしてあげましょう!
②皮膚炎
お耳と同じく皮膚のバリア機能も下がりやすくなります。湿気が多くベタベタした状態は細菌が増えやすくなりますので、扇風機やエアコンで除湿
してあげたり、シャンプーのあとのドライヤーはいつもより念入りに行うようにしましょう🛁
雨のお散歩後も、この時期はドライヤーを使ってしっかり乾かしましょう。足裏も乾きにくく汚れで菌がつきやすくなる場所なので、いつもよりも
念入りに!毛の長い子は短くカットしてあげると清潔に保ちやすいです✨
丁寧にブラッシングをして、抜けた被毛をしっかり取り除くことで通気性を良くすることも大切です☝️
もともと皮膚炎をもっている子は特に悪化しやすい時期なので、しっかりと対策していきましょう!
③下痢
夏に向けてだんだん気温が上がってきますが、梅雨の時期はまだまだ不安定です。思いのほか冷え込む日などもあるため、人と同様ペットちゃん
たちも体温調節が難しい季節です。そのため気温差でお腹を壊してしまうことも増えてきます。
雨でお散歩に行ける時間も減ってしまうことにより、普段から長い時間お散歩に行く子はストレスで下痢になってしまうこともあります。
おもちゃや知育トイなどで遊んで、できるだけ室内でも発散できるようにしてあげましょう。
また、湿気の増えるこの時期はフード管理にも注意しなければなりません。
ペットフードは油分を多く含んでいる為、一度開封して空気に触れるとどうしても酸化が進みます。傷んだフードは食中毒の原因にもなるので十分
注意していきましょう。
〜フードの湿気対策例〜
◯冷暗所で保管する
納戸など、涼しく暗いお部屋で保管すると良いです。冷蔵庫や冷凍庫での保管もできますが、出し入れする際の結露が心配なので、取り出す時
間を短くするなどの工夫が必要です。
◯密閉容器で乾燥剤と一緒に保管する
蓋付きの容器や小分けにしてジップロックなどに入れるなど、密閉されるものに移して保管しましょう。
密閉してあっても少なからず湿気は吸ってしまうので、乾燥剤も一緒に入れるといいでしょう。(乾燥剤の誤食には注意!)
◯小袋タイプのフードを買う
あらかじめ小分けになって販売されているフードもあります。
いつも大袋で買っているが、この時期だけ小分け包装のフードに変えるというのも良い方法だと思います。
④熱中症
熱中症には早いのでは?というイメージもあるかもしれませんが、梅雨の半ばくらいからだんだんと気温も上がってくる為、実はこの時期から注意
していく必要があります。
飼い主さまが適温だと思っていても、体温の高いペットちゃんたちにとっては暑い💦と感じていることが多いので、室内は体感よりも低めに温度
設定するように心がけましょう。
また、空気が冷えていても無風の状態だと体温調節がしにくくなってしまう為、扇風機などを使い空気の循環も行うようにできるとベストです!
梅雨時期に多くなるお悩みについてお話ししました。
私たちも憂鬱になりがちな季節ですが、ペットちゃんと一緒にストレスを溜めないよう過ごしていきたいですね!
少しでも体調で気になることがあればご連絡ください🌼
看護師 加藤🐶