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2023年2月14日 (火)

犬のチョコレート中毒🍫

こんにちは🌤

春が訪れる季節になり、少しずつ気温も暖かくなってきましたがまだ寒い日もありますので飼い主様も体調にお気をつけください😌

今回は、バレンタイン🍫ということで犬ちゃんのチョコレート中毒についてお話ししたいと思います。

チョコレート中毒は、かなり危険な中毒として知られていますが、症状や原因など知らない方も多いかと思いますので、この機会に是非知って頂ければと思います

 

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🔶チョコレート中毒の原因

カカオ豆の苦味成分とされるテオブロミンと呼ばれる成分とカフェインが中毒を起こす原因とされています。

人間にとってはリラックス効果などが期待されるいい成分ですが、犬ちゃんはテオブロミンを体内で分解する力が低いため、中毒を起こします。

チョコレートには、ホワイトチョコやビターチョコ、ミルクチョコなどさまざまな種類がありますが、種類によってそれぞれテオブロミンの含有量は異なります。

チョコレートのカカオ量が多いビターチョコ製菓子用チョコレートは中毒を起こしやすく危険性も高いです。

ホワイトチョコはカカオが使用されていないものもありますが、微量に含有しているものもあり、中毒が起こらない訳ではありません。

また、テオブロミンはチョコレートに限らず植物にも含有しています。例として、マテ茶やコーラなどに含まれており、チョコレートよりも含有量が多い場合があります。

ココアパウダーカフェインを含むものにもテオブロミンが含まれているので注意が必要です。

 

 

🔶チョコレート中毒の症状

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テオブロミンは、神経消化器腎臓に影響を及ぼします。

症状が出るまでの時間は個人差がありますが、食べてから約4〜12時間で現れると言われています。

 

 

軽度な症状としては…

⚪︎下痢

⚪︎嘔吐

⚪︎呼吸が荒い

⚪︎お水を沢山飲む

⚪︎落ち着きがない

 

更に症状が悪化すると…

⚪︎痙攣

⚪︎てんかん様発作

⚪︎意識障害

⚪︎血圧の低下

⚪︎突然死

 

などが起こります。

 

食べた直後は症状が出ていなくても、数日間は注意深い観察が必要になります。

 


🔶もしもチョコレートを食べてしまったら

テオブロミンに対する解毒剤は無い為吸収させないことが大切になります。

吸収されてしまった場合は、毒を体内から出す治療が行われます。

最も多い治療法は、催吐処置といった吐かせる処置ですが、犬ちゃんも場合摂取してから約3〜4時間で腸に流れると言われており、腸まで流れてしまうと催吐処置は難しくなります。

また、チョコレートは溶けると粘液性があるため催吐処置も安易ではありません。

食べた直後は症状が出ていなくとも、症状が出て悪化してしまう前に、1度病院にご相談ください。

 

まず食べてしまった際は慌てずに

⚪︎種類、カカオ量

⚪︎どのくらい食べたのか

⚪︎食べてからの経過時間

等をお伝え下さい。また、包装紙なども一緒に食べてしまっていないかご確認ください。

 

今回お話ししたチョコレート中毒は、アメリカで死亡例もある非常に危険な中毒です。

他にも、ブドウやレーズン、ニラやネギ、キシリトールなど。危険性の高い中毒は沢山あります。

犬ちゃん達の健康ためにも食べてはいけない食べ物を把握しておく事は大切です☺️

チョコレートは届かないところに保管するなど管理に気をつけていきましょう!🐾

 

鈴木🦦

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